2025.09.30
6年ぶりの傘踊り

コロナ禍の影響で、千寿荘では数年間、地域の方々をお招きしての夏祭りを中止せざるを得ませんでした。その夏祭りの恒例行事として、毎年商工会女性部の皆様による美しい傘踊りが披露されていました。


前年度から「傘踊りを再開できないか」という声を地域の方々からいただいており、今年度ようやく約6年ぶりに傘踊り慰問を実現することができました。

当日は屋外での開催を予定していましたが、あいにくの雨となり、急遽千寿荘の食堂での開催に変更しましたが、会場は大いに盛り上がりました。
ご利用者の皆様は、久しぶりに目にする色鮮やかな傘と優雅な踊りに魅了されていました。特にフィナーレの「マツケンサンバ」では、ご利用者も鳴子を手に取り、一緒にリズムを楽しまれる姿が見られました。慰問が終わりに近づいた時、会場のどこからともなく「アンコール!」の声が。その声は次第に大きくなり、再び踊りが披露されました。アンコール後も、ご利用者がマツケンサンバのメロディーを口ずさむ姿が印象的でした。

また、踊り手の中にはご利用者のお孫さん、ひ孫さんもいらっしゃり、久しぶりの再会に感無量のご様子でした。
今回の催しを通じて、コロナ禍で途切れてしまった地域とのつながりを少しずつ取り戻していきたいという思いを新たにしました。これからも千寿荘は地域に開かれた施設として、様々な交流の機会を大切にしていきたいと思います。
